大学三年生の時、大学を休学。
とある国際協力の団体に参加し、自分で自分にプレッシャーをかけ過ぎた結果
引きこもるようになった。
数ヶ月間、カーテンを閉め切ってアニメと映画の世界に浸る毎日。
ただ、逃げ出したあの時から時計の針は止まったままで。
心の内に秘め続けた情熱の炎は未だ消えることはなく。
「もう一度、テニスがしたい」
そんな小さい子供が抱くような純粋な想いが暗い闇から抜け出すキッカケとなった。
そんな時、中学生の時にお世話になっていたコーチと偶然出会い
彼の経営するアカデミーで子供達を教えることに。
憧れていた修造さんのように、熱く楽しく指導する毎日。
きづけば、休みの日もアカデミーで子供達を教え、気づけば“週7日”働く日々が続いていた。