アイトワ

知 る

祈りと巡り

2022.03.01~04.15

お手伝い旅が終了し、もう一度「お金」と向き合う状況に。
仕事を探し、友人の紹介を頂いたもののエンジンがかからず。

そんな時、知り合いに一人の青年を紹介される。
彼は半年間、周りの方々から”お布施”という形で生きていた。

「働く」ということにエンジンのかからない現状。
お布施・ギフトという新しい概念の世界。

“もう一度だけ”
そんな想いで、祈りと巡りをテーマにした旅を始める。

2022年2月中旬
実家に戻り、これからどうしていくかを1人考える。

自分が目指す世界に辿り着くには、まだ何かが足りない。
お金のない現状、伝わらない自らの想い。

隠遁生活中に参加していたオンラインのコーチ塾の仲間が
事業の立ち上げに誘ってくれたものの、今ひとつエンジンがかからない。

現状のビジネスの流れとは違った形で
エネルギーを生み出したい反面

それを実行するアイデアも、キッカケも見えてこない。

しかし、日々問い続けながら、悩み苦しんでいた時。
一つの突破口が現れる。

それは、ひとりの青年との出会いだった。

彼は、約半年間“お布施”というやり方で生きていた。

自分が生きる為のお金を、周囲の人たちに出してもらい
自分自身は、毎日祈りを捧げたり、健康的で文化的な最低限度の生活をする。

自らの「健やかさ」ベースで生活を整え
人と人との「間柄」の有無を軸に、物事を進めていく。

たろう自身の「愛に生きる」というコンセプトに
とても近いイメージの生き方。

“そんな人が本当にいるとは”

彼の口から飛び出す、お布施やギフトというワードは
たろうの心を後押しするには十分だった。

「もう一度だけ」

彼と共に旅する誘いに乗って、これが最後という“覚悟”を決めて旅に出る。

泰成との旅のテーマは“祈りと巡り”

全国各地の神社仏閣を巡りながら、祈りを捧げ
周りから巡ってきたお金やモノを頂きながら旅をする。

様々な土地を巡り、様々な人と出会う中で感じる違和感や目にする出来事。

それを、互いに話し合いながら、すり合わせ
本当の意味での「健やかさ」とは何か?を探求する。

隠遁生活中、自然と神社参拝をしていたこともあり
彼と共に各地のお寺や神社を見つけては

お経を読んだり、祝詞を奏上し
頂いたお金で温かい温泉に入り、美味しいご飯を頂く。

3月から始まった旅は
東北→京都→四国と続き

その中で、泰成を通してお布施やギフトの精神あふれる人々や場と出会い
新たな世界を体験し、繋がるキッカケとなった。